こんにちは。
今回は2024年の11月11日~11月15日(太平洋標準時間)にCampfire Audioが海外公式サイトで行った「Multiverse Ⅲ」という企画についてご紹介します。
今年はなんと日本での販売も予定されていますので、事前情報として参考になれば幸いです。
概要
Campfire Audio Multiverseとは
過去記事にも触れていますが、改めてご紹介します。
このイベントはCampfire Audioが年に1回のペースで、海外公式サイトで行われる新製品発売イベントになります。
このイベントは約1週間の間、予告されたシークレット情報のイヤホンを毎日1つずつ公表し、限定販売するという内容です。
これらの機種は完全に新規の構成のものだったり、過去に販売した機種の再販やリメイクしたものになります。
2021年に第1回目、2022年に第2回目が開催されました。
2023年は休止でした。
今年は2年ぶりの開催となり、CAファンにはとても嬉しいニュースとなりました。
ちなみに2021年は以下のような内容でした。一応調べたつもりですが、間違っている箇所もあるかもしれないのでご了承下さい。
- Orion ‘Glo-rion’ 30台(オリオンをベースに、音以外の要素をホロシンとマンモスの商品構成っぽくしたもの。)
- Solaris ‘Shrink Ray’ 80台(ソラリス2020を初代のカラーリングにし、音を再チューニングしたもの)
- Andromeda Gold: Titanium 30台(アンドロメダゴールドをチタン筐体にし、BAドライバーを変更し音を再チューニングしたもの)
- Night Sky 3D 8台(3BAの完全新規のもの)
- Onyx 200台(樹脂筐体の1BA+1DDのハイブリッド構成の完全新規のもの)
- Solaris SE 8台(2019年の機種の再販)
- Andromeda King 6台(アンドロメダの真鍮筐体。サンプルだったり、過去の展示会でしか手に入らなかったものらしいです)
イベント公式サイト
以下、イベント公式サイトになります。
翻訳をかければ大体内容は分かると思います。
オンラインストアはこちらです。
日本での展開について
このイベントは元々海外公式サイト限定だったのですが、今年は日本の代理店からでも正式に販売されることが決定しました。
詳しい内容は続報待ちですが、国内なら高い送料や輸入に関わる税金等がかからないので、出来るだけ安く手に入れたい方は国内販売を待つのも手だと思います。
逆に国内販売の方が高くなるのでは?と不安に思う方もいるかもしれませんが、少なくとも国内で流通している現行機種は国内価格の方が安いです。
おそらくMultiverse商品も同様でしょう。
ただ、販売数は公式サイトの限定台数と別ではなく共有らしいので、販売数は少な目だと思われます。
割高でもいいから確実に欲しい方は海外の公式サイトで購入するのもありだと思います。
後述する各製品の価格は情報公開日の価格となり、為替によって金額が変動します。
また、海外の公式サイトでの購入は本体価格に加えて送料が約5000円、あと前述の通り税金や支払い手数料も別途発生するので実際に払う金額は高くなるのでご注意下さい。
はっきりとは言えませんが、本体価格と送料を合わせた金額+15%前後になるかと思います。
ミックスウェーブ更新サイトより、11月27日(水)18時より予約受付開始との事です。
代理店の人によると、本国の日本円価格とあまり変わらないようです。
1台しかない製品もあるそうです。(おそらくSolarisとTrifecta)
日本の正規輸入品で購入検討していた方はぜひ!
製品詳細
1日目 Taurus
1日目から新作です。
campfire audio Taurus
価格 54,900円
200台限定。
2BA、FathomやAndromeda Emerald Seaと同じシェルを採用。
カラーはシルバー。
CAの2BAと言えば過去にNova、Ioがありましたが製品ページを読むと1BAのOrionのアップデート版のように思われます。
おそらく買うので、購入したらレビューしたいと思います。
2日目 Achromatic Series
2日目は現行機種のChromatic Seriesのホワイトカラーです。
Bonneville – Multiverse III Achromatic Series
価格 235,600円
Supermoon – Multiverse III Achromatic Series
価格 157,100円
Ponderosa – Multiverse III Achromatic Series
価格 141,300円
Cascara – Multiverse III Achromatic Series
価格 94,200円
各25台限定。
一部付属品も合わせてホワイトカラーになっています。
3日目 Solaris: Vulcan / Siren
3日目は現行機種のSolaris ‘Stellar Horizon’の限定カラーです。
Solaris: Vulcan
価格 316,400円
Solaris: Siren
価格 316,400円
各15台限定。
Vulcanはレッド、ブラック、ゴールドの配色
Sirenはシルバーとゴールドの配色になっています。
どちらとも現在セール中のStellar Horizonと同価格です。
4日目 Axion
4日目はまさかの完全新作2個目・・・!
Axion – Multiverse III First-Run Edition
価格 31,400円
300台限定。
1BA。完全新規のフルレンジシリコンダイナミックドライバーを採用。
シェルはComet、Atlasのような流線形。
ケーブルも新しくなっており、DAC内蔵のUSB-C接続タイプ。
来年中に同じ仕様の物を発売する予定なので、「初回版」という記載があります。
ただコストの関係上、シェルは完全新規の別の物に変わるとの事です。
しばらく待てば通常版が出ますが、今回のカラーリングと形が気に入った方やすぐに聴きたい方はこの初回版を購入するといいでしょう。
5日目 Trifecta Cosmic Gateway
5日目はTrifectaの限定カラー。
Trifecta Cosmic Gateway
価格 516,900円
15台限定。
※公式から訂正あり。初報は10台の記載でしたが正しくは15台とのことです。
PVD注ぎ口、MMCXキャプチャ、ドライバーが黒染めに、シェルがガラスボトルのような淡い緑色のカラーになっています。
またケーブルも純銀の新しい物を採用しています。
まとめ
今年のMultiverseの内容は、
新作2種・・・Taurus、Axion
カラバリ3種・・・Achromatic Series、Solaris: Vulcan / Siren、Trifecta Cosmic Gateway
以上になりました。
今回はAndromeda系とチューニング違いの機種がなかったこと、
また高額な機種が多い中、新規の限定で比較的手の出しやすい価格の物が2種も出たことに驚きました。
campfire audioの代表作であるAndromedaがないのは正直残念でしたね。
あと海外だとTrifectaがSolarisに並ぶくらいの人気機種のようです。
元々限定品だったのが何度かカラバリで再登場、最終日に選出されるレベルです。近年ではヒット作なんでしょうね。
Taurusは個人的にすごく楽しみなので、早く日本で販売開始してほしいですね!
アナウンスがされたらまたページを更新します。
以上、イベントの開催情報でした。
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